ハンガリー動乱50周年での動乱

だらだらと続いた首相辞任デモ。

国会議事堂横の広場では長期滞在デモをしている人たちのテントが並び、簡易トイレも用意されていました。



でもハンガリー動乱50周年記念の本日10月23日までに政府としては何とか穏便に出て行ってもらいたい。

なんと言っても世界中のお偉いさんやらヨーロッパの王室からの来賓に見苦しいところを見せるわけにはいきません。

政府に対する不満や首相辞任をしたためたプラカードが来賓のお目を汚さないように更に大きな看板を用意したりと、涙ぐましい努力。

デモ隊が話し合いで出て行ってくれないので金属探知機等でのセキュリティチェックを要請したものの受け入れられず、来賓要人の安全のために流石に政府側も強制的な措置をとらざるを得ませんでした。

本日、早朝に彼らを追い出し、国会議事堂周辺だけでなく、広範囲にわたって道路封鎖。

更にテレビを見なければ国会議事堂でのイベントが何をやっているのかわからない異常事態。

周辺の道路では集ってきた人たちと警官隊との睨み合いに。

最初はこんな感じだったのが・・・



人がどんどん集ってきて武装警官の装備もご立派に・・・


ちょっとした小競り合いがあって、数名が逮捕。

で、16時にはアストリアでFIDESZの大集会。

何もこんな時期、こんな街のど真ん中でやることはないでしょうが。

FIDESZの党首オルバーンさん、大きな声では言えないけど、まあ、死人が出れば政府の責任を糾弾できる良い口実とばかり、みえみえの集会。

予想通り、警官隊との衝突が。

デモ隊の先頭は平和裏の座り込み。

でも他のデモ隊は時々ビンなどを武装警官に投げてます。

今度は武装警官の数が違いますよ・・・大丈夫ですか?デモの方々。


警官隊の放水車からは色付きの水に催涙ガス弾を発射。


ガス弾直撃の負傷者は救急車へ。

ソ連の支配に対して国民が一致団結した50年前に絡めての行動と見えるかもしれませんが、単にFIDESZ社会党の国を二分した戦いのようです。

何か空しいものを感じます。

地方から動員されたFIDESZの支持者(デモ隊)、まだまだお暇なようで夜になった今もブダペスト市内各地で警官隊と睨めっこをしています。

テレビで実況中継をしてくれますので、高みの見物といきましょうか。

でも人が集っている場所以外は平穏そのものです。

ヴァーツィ通りではいつもと変わらず観光客はテラスで食事をしております。

人の流れさえ見ていれば危ないことはないでしょうね。

1956年の50年後に演じられる革命ごっこでは・・・

それでもハンガリーが好きな方は一押しを
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デモの行方

ブダペストのデモが日本での報道で割りと大きく取り上げられましたが、タイのクーデターのニュースに隠れてしまい続報が途切れているので、此方へ旅行をご予定の方などちょっと心配のご様子。

ハンガリーの総選挙、地方選挙などでは投票日の前には選挙活動禁止日が設けられます。

“最後のお願いに参りました!”なんて御託を聞くことなく静かな週末を過ごすことができます。

まあ、もともとがなりたてている選挙カーなんて代物は存在しないのですが・・・

で、議事堂前の首相辞任要求デモですが、炊き出しが出たりと長期戦覚悟ののんびりムード。

警官隊もべったりと監視していないほどなので、暗くなる前でしたら特に問題はないでしょう。

外国の放送局の中継車も激減しましたし。

暴動に発展するデモになるかを注視するよりも、首相辞任に賛同する人がこのまま増えるか、それとも自然消滅するかを見極めるべきでしょうね。





中ダレのデモにやる気のなさを感じた方は一押しを
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デモ、その後

三日続けて警官隊とデモ隊との衝突がありましたが、昨晩は衝突もなく落ち着いてきております。

その後、デモの様子を撮った写真から破壊行為、暴力行為をした者を割り出し、100以上の逮捕者を出したためでしょうか、先鋭的な者達の動きは収まったようです。

まあ結局のところ、事に乗じてスキンヘッズやフーリガン等の類と生活に不満がたまっている者たちが暴れただけと見たほうがいいでしょう。

ちょうど今年はハンガリー動乱から50年目に当たるため、このときのことと重ね合わせるむきがありますが、ちょっと無理があります。

例の首相の失言テープがリークされたのも地方選挙前ですし。

与党より、野党よりのメディアの集計でも首相退陣を望む割合が精々4-5割程度ですから。

つまり与党支持者全員が首相退陣に反対し、野党支持者全員が首相退陣に賛成すればでてくる集計結果ですから、特に驚くに値しないですしね。

与党支持者からかなりの数の首相退陣賛成の声が上がらなければ、本当の“デモ”は起きませんって。

まあ“まじめに”デモをしている人たちは国会議事堂前に徐々に増え始め、首相退陣まで頑張る様子。

地方からのデモ隊へ差し入れや炊き出しが行われ、長期戦を覚悟しているのでテントも建てられています。

あとMTV周辺ですが、車の通行止めは相変わらず行われていますが、人の移動は以前同様に自由になりました。

まあそれでも夜は予測不能のことが起こる可能性がありますので、4、6番の路面電車、国会議事堂への足である2番路面電車、地下鉄のM2は避けた方がいいでしょう。

でもタクシーなら夜でも安全!とも思わないで。

タクシーの運ちゃん曰く、裏道を通って環状道路へ出たら武装警官とデモ隊が睨み合っているど真ん中で出てしまってびびったといってましたので・・・


↑急ピッチで修復が進むMTV正面玄関

↑一部が破壊され、落書きがされた旧ソ連開放碑。落書きだけは綺麗に消されてされていた。

↑人が集るところに出店あり、商魂逞しく国会議事堂前のデモ隊の前にも

↑デモに向かう人々

↑外国メディアの中継車も長期戦で張り付く

↑デモ隊も負けじと長期戦覚悟でテントを用意

↑昼間のデモ隊の様子

↑地方から駆り出された警官隊も昼間は英気を養う
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首相退陣デモ

日本でも大々的に報道?されているようなので、走り書きのメモと写真を貼っておきます。

現ジュルチャーニ首相が総選挙で勝利を収めてから、矢継ぎ早の改革を断行しました。

財政赤字縮小のために何がしかの痛みは伴うであろうと殆どの人が思っていましたが、それがかすり傷程度の痛みでなく、全身を走る激痛のようだったからさあ大変。

食料品などの付加価値税が増税(15%→20%)、ガス・電気など公共料金の20-30パーセント値上げ、学費の値上げ、公務員のリストラ、原則無料だった医療費に初診料徴収と、ざっと市民生活にかかわる出費が増えるのにも拘らず最初に掲げた目標までにユーロ圏に入れないのです。

更に10月1日の地方選挙を前にして、“タイミング良く”首相の愚痴交じりのテープ。

“今までずっと嘘つきまくってました。”

なんてことがリークされたから生活に不満を持っている人たちが爆発、正確に言うとそれに乗じて不満の吐き出し口を暴力的なデモに訴えました。

ひとつここに在住の方、または今週から来週くらいにブダペストへいらっしゃる予定の方、夜のお出かけはなるべく控えて下さいね。

国会議事堂前、その裏のSzabadság広場は昼でもデモの襲撃を受けたMTV(Magyar Televizió)を取り囲むように武装警官隊によって封鎖されています。

また市内各地で散発的に警官隊との衝突が起こる可能性がありますので、夜には用事をつくらないように。

昨晩はこんなだったようです。Népszabadságの画像から12

といっても一時期、フランス全土に広がった暴動のようなものではありませんので、ご安心を。

ただ、時間と場所を選んで行動を。



↑デモ隊がなだれ込み乗用車が燃やされたMTV正面玄関


↑武装警官隊が警備するMTV周辺の自由広場・落書きをされた旧ソ連開放碑

↑国会議事堂前で集り始めるデモ隊が掲げた看板

↑夜に備えて英気を養う武装警官
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牛、出現、消滅

日本でも以前に行われたことがあるようですね、Cow Parade。

元々はスイスのチューリッヒで1998年に芸術家によって行われた、ペイントされた牛の象を街の各所に展示した催し物。

ちょっとイメージし難いですか・・・では画像を。


わかり難い?ではもう少しシンプルに。

このような象が54体ブダペストの街に展示されたのですが、不定期に移動されたり、象が入れ替わったりと全ての牛さん達のお姿を拝見することが非常に困難でした。

最終的には9月10日にオークションの落札者の許に散らばってしまったのです。

未完成のコレクションを貼るためだけに書いたこのエントリー、かなり利己的。

でも私のメモ帳代わりなのでご勘弁を。

さて、何体の写真をゲットしたのでしょうか?

何種類の牛が写っているかわかったら一押しを
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