2006/2/25 土 | ブリキ箱に一時保存
粗大ゴミとアンティーク
今、日本で粗大ゴミを廃棄する時の取り決めってどうなっているのだろう?
日本にいたときは確か月いちくらいで粗大ゴミの日があったような・・・
月いちで粗大ゴミを捨てていかないと、買っていった物がどんどん溜まってしまう日本人の力強い購買力。
控え目に言っても微力なハンガリーの購買力。
だから年一度の粗大ゴミの日があるだけで家にものが溢れることがありません。
本日はブダペスト5番地区、年一度の粗大ゴミの日。
観光客にとっての目抜き通りヴァーツィ通りもその裏通りも歩道には溢れかえるゴミの山・・・
日本の粗大ゴミはまだ使えるものが多くて物を粗末にしているけど、ブダペストの粗大ゴミは本当に使えなくなった“物”だけが捨てられます。
通りすがりにチラッと見ましたが、真空管式のテレビ、角が丸まっている旧式冷蔵庫、錆びついたヒーターなど良くここまで使い切った耐久消費財たちの残骸。
この残骸たちも部品単位にばらせば立派に商品になるので、この粗大ゴミの日に沢山の人たちが群がります。
と言ってもその殆どはブダペスト近郊からやってくるジプシー達。

そして彼らにも専門分野があって大物電化製品のみ、古い写真や雑誌、古書など、上手い具合にかき集めています。
で、彼らの手によって収集されたゴミたちはリサイクルよろしく、ばらされて部品業者に売られたり、骨董屋に売られたり、はたまた彼ら自身で蚤の市に出店されたりして立派に生き返ります。
彼らのお眼鏡にかなわなかったゴミたちは、本日の夜から明日の朝にかけて市のゴミ清掃車に回収され、物としての命を終えます。
アンティーク市場もこのような地味な作業をする人をなくして成り立たないのでしょうね。
だって普通のコレクターは粗大ゴミの中に見え隠れするアンティーク品に手を出す勇気はありませんから。
↓粗大ゴミを満載した乗用車

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