2006/2/11 土 | ブリキ箱に一時保存
はなさかじいさん?
こっちの冬を過ごすと、何で日本の都市は雪に弱いのか?と疑問に思ってしまいます。
北欧で雪が降れば、環境にやさしい不凍液なんかをまいて道路が凍結をするのを防ぐし、それなりの予算しかないハンガリーならば塩と砂を道路にばら撒いて、チェーン巻いたタイヤかスパイクタイヤを装備した車しか走れない状態のままにはしておかない。
11月からは24時間体制で人海戦術に頼る雪かき隊がブダペストには待機しています。
それにご近所さんの人たちも雪に覆われた歩道に無関心を装わないし。
雪が降れば、それっ!とばかりに食用にならない粗悪品の塩を勢い良く撒き散らす。
お店で働くお兄さんお姉さんも撒いているけど、やっぱり絵になるのはお爺ちゃん。
ちょっと背中が曲がっているけど、タバコの吸いすぎでゴホゴホしているけど、灰じゃなくて塩だけど、このときどばかり社会貢献している勇士をさらしているかのよう。
明日も雪が降るといいね、ブダペストの冬のはなさかじいさん・・・
冬の雪かき事情は“雪と氷と塩と砂”で。
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