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H5型発見地域

鳥インフルエンザ関連、もう一つ忘れてました。

こちらのニュース:

新たに感染した鳥が7羽
2006年3月14日(Népszabadság)

新しく5つの場所で7羽の白鳥から鳥インフルエンザのH5型のウィルスが見つかった。既に33羽の感染した白鳥が確認されたNagybaracskaでも、更にウィルスに感染した3羽が見つかった。

国内で感染した野鳥が見つかった地域は以下の9ヶ所になる:
ナジバラチカNagybaracska、サーズハロムバッタSzázhalombatta、モハーチMohács、ドゥナフォルドヴァールDunaföldvár、サラトナクSzalatnak、ドゥナケスィDunakeszi、センテンドレSzentendre、 ドゥナセントベネディクDunaszentbenedek、スロバキアのBős地区に含まれるハンガリーの一地域

現在ハンガリーで確認された感染した野鳥は45羽に上っているが、家禽や人への感染は報告されておらず危険はない。

〜引用お終い(赤文字はブダペストに隣接している街、近い街)

パニックを起こすほど非常事態ではないけど、もしものことを考えて在洪邦人、旅行者の方々、発生時の行動シュミレーションを今から考えておきましょう。

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鳥インフルエンザ・続報

さて鳥インフルエンザ、人間の手ではもうどうにもこの広がりは防げないようです。

ヨーロッパ各地でこれだけ感染が報告されているので、鳥インフルエンザ白紙地帯は感染した野鳥を見逃しているのか、検査が甘いのか、兎に角、既に人間への感染の伏線が張られている状態です。

鳥から人へ、人から人へうつるようにウィルスが変化したら大変なことですが、いまやWHOも専門家の意見でも人から人へうつるH5N1型が出現するかどうかの議論は無く、“いつ”出現するかが焦点になっています。

ですので、各国鳥インフルエンザウィルスに効き目があると思われるタミフルや新しいワクチン開発に必死です。

薬品開発では定評のあるハンガリーでも、鳥インフルエンザのワクチン開発、頑張っております。

ハンガリーのあるワクチン製造会社がH5N1用のワクチン開発に成功したと昨年10月に世界的に報道されました。

政府は生産促進の援助として20億フォリント(約11.4億円)を用意し、またEU委員会も政府の保護政策に対して約11万ユーロを融資する予定です。

取りあえずハンガリーに必要とされる350万回分のワクチンを生産した後、輸出用に増産するそうですがどうなることやら。

でも政府が約束した資金がまだ支払われていないと先週ニュースで言ってましたが。

それでも臨床検査は最終チェック段階まで終わり、今月中には国から生産・販売許可がでる予定。

そうすると週50万回分のワクチン製造が可能になります。

で、パンデミックと呼ばれる感染爆発が起こったら、そのワクチンの配布順番、一番気になりますねぇ・・・

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ビル・ゲイツとハンガリー首相


昨日、3月15日はハンガリーの革命記念日。

1848年にオーストリア・ハプスブルク家からの独立を求めて血を流した、正式名称“革命と自由戦争”。

でも統治していたオーストリア側から見ると、内紛であり反乱。

それに革命って、成功したら革命と呼ぶわけで失敗したらそうは呼ばないのでは?

と、あまり突っ込みをいれてもハンガリー人の自尊心を傷つけてしまいますので、ここは素直に“革命と自由戦争記念日”を祝ってあげましょう。(もうすこしこの記念日について興味のある方はこちらを参照)

毎年恒例の国会議事堂のセレモニーの後、数キロ離れた”革命”の拠点地、国立博物館まで、当時の軍服を着た騎馬隊やブラスバンドの演奏を携えて首相や重臣達が練り歩きます。

来月は4年に一回の総選挙のためか、いつもよりも過敏に政治的な意見の対立が目立ちます。

特に民族意識が高揚するこのような記念日には随分と右がかった人たちの鼻息が荒いです。

左寄りの現政権の首相であるジュルチャーニ氏にも、記念式典から歩いていても容赦なく市民からの罵声が投げかけられます。

まあ首相たるものそんなくだらない罵声にも笑顔で答えてます、この笑顔で。

やはり近くで見てもビル・ゲイツに似ている。

学生時代の写真をネット上で拾ったけど、もっと似ている・・・

まあ個人的にそう思っているだけでどうでもいいことなのですが。

このような国家を揺るがすような事件があった日は記念日になっており、多くの人が胸にハンガリーの三色旗をかたどったバッヂをつけています。(写真はそのバッヂを売っているお婆ちゃん)

今時、学校での国旗掲揚だとか国歌斉唱がうんぬんされている事態が、どれだけ異常なことか再認識されるハンガリーの祝日の一日でもあります。
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トカイ紛争、最後の詰め?

ハンガリーワインと言えばトカイTokaj、トカイワインと言えばハンガリー、と言うほどの代名詞トカイ。

でもイタリアにもトカイTocaiワインと言うものがあります。

三大貴腐ワインのハンガリーのトカイワインとは違って、ドライワインが主体。はっきり言わなくても全然違うものです。

それでEUでは個々の国や地方がつけていた商標を統一すべく、ワインだけでなく色々な商品の名前の淘汰が行われました。

“トカイ”の商標もそのひとつ。

もう欧州裁判所では決着が付いているのですが、こんなニュースが:

ハンガリー、トカイの商標の共有を拒否
ブダペスト3月11日(MTI eco)

金曜日、農林大臣グラーフ・ヨージェフが話したことによると、ワインの商標であるハンガリーのトカイTokajを従来のどおりに使用できるイタリアの提案をハンガリー側が拒否をした。

大臣がハンガリー北東部のトカイ地方のワイン生産者と会談をしたが、フリウリ地方で生産されたワインをTocaiの名前で販売することを承認するのならば、数百万ユーロの支払いをしてもよいとの提案をしてイタリアワイン生産者はハンガリー側に接触してきたとのことだった。

更に大臣は、類似した呼び名でワインが販売されれば、世界のワイン市場に混乱を招き、ヨーロッパ外でのハンガリーの商標に対するコントロール維持を困難にすると述べた。

昨年5月に出された欧州裁判所の判決では、2007年3月31日以降、イタリアはTocaiの名前のワインの出荷を停止しなければならない。

〜引用お終い

要は数百万ユーロあげるからTocaiの名前を使わして!とのイタリアのお願いをハンガリー側が蹴ったということです。

まあ当然でしょうね、それだけトカイのブランドイメージは高いのですから。

ちなみにフランスのトケイTokayも来年の4月から使えません。

でもイタリア、駄々をこねますね・・・Tocaiが抹消されるわけではなく、Tocai → Tocai Furiulano になるくらいなのですからいいのではないでしょうかね?

イタリアのTocaiはブドウの品種名が由来なので、原産地保護の観点からハンガリーのトカイに軍配が上がるのは当然ですし。

ハンガリーだって長い間みんなに慣れ親しんだブドウ品種、ケークオポルトーKékoportóだってEU裁定に従ってPortugieserにしているのですから。

長年その名前を使ってきた生産者にとっては死活問題ですが、消費者としては紛らわしい商標が少なくなることはいいのではと思います。

ハンガリーのワイン業界について・その1その2

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どうなる家禽と卵

そうそう、鳥インフルエンザ、どうなったのでしょうね?

ハンガリーの市民レベルでの鳥インフルエンザについて少々。

過去記事から続報をお知らせしませんでしたが、もう既に強力ウィルスH5N1型がハンガリーでも死んだ野鳥から検出されました。

ヨーロッパ初の家禽からH5N1型が見つかったフランスでは、ブレス産の鶏やフォアグラ産業にも影響が出ております。

日本を含めた40カ国以上がフランス産フォアグラが禁輸となってしまいました。

で、ハンガリーもフォアグラで有名。

日本に入ってきているフォアグラもその多くはハンガリー産なのですよ・・・(その実態

そのためかどうか、とばっちりを受けてはかなわないとばかりにこんなニュース:

家禽協会はハンガリーの鶏は絶対に安全であると発言
ブダペスト3月3日(MTI)

飼育された家禽から鳥インフルエンザが発見されるケースがなかったように、ハンガリーの食用の鶏は絶対に安全であると、家禽生産協会は金曜日に記者発表した。

H5N1型の鳥ウィルスで死んだ鳥が国内で見つかったが、それらは全て野生の渡り鳥で家禽との接触はないと指摘した。同協会は、飼育されていた七面鳥が鳥インフルエンザに感染していたフランスとのケースとは異なっていることを強調した。

家禽協会の取締役、タカーチ・ラースロー氏は、家禽の売上の約15-20パーセント落ちたことを認めた。また消費者が「Made in Hungary」のラベルが付いた、ラップで巻かれた鶏肉を買うように勧めた。

〜引用お終い

でも“野生の渡り鳥と家禽の接触はない”って、誰が信じられます?

現にガチョウなどは↓のように屋内から外に出して適度な運動をさせないといけないんですが・・・


まあパニックを起こさないで!との家禽協会の主張はわかりますが、肉そのもの自体より鶏の糞やら羽が時々殻にくっついている卵の対策の方が重要ではないですかね?

衛生管理が徹底されている解体工場などの緩衝地帯がなく、生産者から直接消費者に渡りやすい卵の方が。

私的には卵の方がやばいような気がします。

何故ってスーパーで卵を買っても結構ばっちいことがありますので。

あとついでですが、市場の鶏肉のお値段、下がってます。

通常、キロ当たり428フォリント(約244円)が348フォリント(約199フォリント)の2割引。

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氷上のストラディバリ

昨日のなまはげ祭りに引き続き、ブログとしては旬を過ぎたお話。

お祭りがあった街を後にして、ちょっと早めの夕食を済ました後に宿の部屋でくつろぐ、くつろぐ、ゆっくりとくつろぐ。

荒川選手が日本人初のフィギュアスケートで金メダルを獲ったので、気持ちのいい余韻でアイススケートのエキシビションのテレビ中継に見入る。

その中でも、男子フィギュア優勝のプルシェンコの演技の時、ヴァイオリニストがアイスリンク上に現れ、素敵な共演を見せてくれました。

でも滑りやすい氷の上を歩くのは危険極まりないし、こけたら商売道具のヴァイオリン壊れてしまうし。

ましてあのヴァイオリンが高価なものだったら・・・とヒヤヒヤしながら演奏前後の彼のよちよち歩きを見ていました。

音楽ごとには疎いので知らなかったのですが、あの演奏家のもっていたヴァイオリン、やはり高価なもの。

1698年に製作された本物のストラディバリ・・・

更にあのヴァイオリニストはウクライナの貧しい村のハンガリー系出身だったのですね。

エドヴィン・マートンEdvin Martonと呼ばれていますが、本名チューリ・ラヨシュCsűry Lajos、思いっきりハンガリー人名です。

いくつかのサイト(123)をつなぎ合わせてみると:

1979年よりヴァイオリンを始め、1983年からモスクワのチャイコフスキー音楽院で学ぶ。1986年11月モスクワシンフォニーと既に演奏し、その後ハンガリーに定住。1991年はブダペストのリスト音楽院で学び、1994年にはジュリアード音楽院で学ぶ。1995年カーネギー・ホールでコンサートを行い、翌年にはハンガリーのフンガロトン・レーベルよりアルバムをリリース。90年代後半ローマやモントリオールでの国際音楽コンテストに優勝し、1997年ベルリン・シンフォニーと共演。1998年シャンドス・レーベルよりロシアの作曲家Yuly Konyusのヴァイオリン・コンチェルトをリリースした。ストラディヴァリ・マジックと呼ぶ、娯楽性の強いパフォーマンスを全面に演奏活動をヨーロッパ中心に行い成功を収める。また一時期はハンガリー人と結婚していた。

とのことです。

ハンガリーでリリースした初アルバムではErvin Csűryで名乗っています↓。


去年はブダペストでも4月と6月に公演したそうで、野外コンサートはたったの1500フォリント(約850円)!

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なまはげの仮面の下


毎年恒例ハンガリーのなまはげ祭り、ブショーヤーラーシュ。

ブショーはこの奇妙なお面をかぶった者を表し、ヤーラーシュは練り歩くことを意味します。

格好よく言えばブショー・カーニバル、でも泥臭いハンガリーの祭りなのでやはり練り歩きの方がいいでしょう。

そう、レポートが遅れてしいましたが、このお祭りが行われるクロアチアとの国境に近いモハーチへ先週行ってきました。

イースターや聖霊降臨祭のように、キリスト教関連の特別な日である“灰の水曜日”の一週間前から始まるこのお祭り。

今年は2月23日から28日まで開催されました。

その中で一番盛り上がるのが日曜日の26日となっております。(過去のブショー祭りについては当ブログの本家サイト此方のページを)

さて出発早朝、ブダペストは雪がこんこんと。

銀世界でのお祭りを期待したのですが、現地は小雪とみぞれが入り混じる空模様。

水溜りやぬかるみが沢山あるものの、祭りに傘なんて野暮ったいから半防水仕様での出陣。

でも皮膚が曝されている顔や手の甲に容赦なく降り注ぐみぞれは、アルコールの内服液なしでは寒さが身に応えます。

それはさて置き、もともとは男達がこのブショーを演じておりましたが、近年は女ブショー、ちびっ子ブショーなども増えて、見物客の女性に対する破廉恥な無礼講も減ってきているようでした。

まあ、ハレンチっと言っても毛もくじゃらのひょうきんなブショーが抱きついたりするくらいですが・・・

普段はセクハラには厳しいアメリカ人の女性観光客も、キャーキャー笑いながら楽しんでいたりします。

お面をはずせばこんな顔や↓



こんな顔もあります↓



ブショーは見かけによらないものですね・・・

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プーチン大統領、ブダペスト訪問

昨晩、毎年恒例のブショーヤーラーシュ祭り から帰ってきました。

そのことでも書こうと思っていたら、そうそう本日ロシア大統領プーチンが訪問する日。

午後一時に専用機でブダペストへ到着し、王宮脇にある大統領官邸を訪問してショーヨム・ハンガリー大統領とお話をしてから国会議事堂へ。

街は警備の厳戒態勢が敷かれ、いつもは問題ないところの場所での路上駐車していた車を一気に90台ほど撤去し、色々な規制のために街が混乱するのではと言われていました。

でもまあ大丈夫だったみたい。

国会議事堂前では天皇皇后両陛下が訪洪した時より、他の国家元首の訪問時以上の警備で物々しかったです。

夕方4時にプーチンさんご一行様ご到着、これまた凄い数のお付きの車・・・軽く30台はいました。
(↓大統領の乗ったリムジン)



でもプーチンさん、どんな心境でしたかね?

国会議事堂前にはハンガリー動乱時の銃痕が残っているし、議事堂の敷地内には動乱時の記念の火が点されているし、更には共産マークが切り取られた昔の国旗が一本掲げられているし。

でも大国の大統領、余り気にしないのかもしれません・・・以前の属国のことは。

だってハンガリーの方がプーチンさんに気を使っているようで、いつもは誇らしげに掲げているEUの旗がロシアの三色旗に代わっているし。



本日お泊りは鎖橋正面のグラシャム・ホテル。

周辺も警官が沢山うろついていますが、運良くプーチンさん見られるかもしれませんので行かれてみては?

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