鳥インフルエンザ・続報

さて鳥インフルエンザ、人間の手ではもうどうにもこの広がりは防げないようです。

ヨーロッパ各地でこれだけ感染が報告されているので、鳥インフルエンザ白紙地帯は感染した野鳥を見逃しているのか、検査が甘いのか、兎に角、既に人間への感染の伏線が張られている状態です。

鳥から人へ、人から人へうつるようにウィルスが変化したら大変なことですが、いまやWHOも専門家の意見でも人から人へうつるH5N1型が出現するかどうかの議論は無く、“いつ”出現するかが焦点になっています。

ですので、各国鳥インフルエンザウィルスに効き目があると思われるタミフルや新しいワクチン開発に必死です。

薬品開発では定評のあるハンガリーでも、鳥インフルエンザのワクチン開発、頑張っております。

ハンガリーのあるワクチン製造会社がH5N1用のワクチン開発に成功したと昨年10月に世界的に報道されました。

政府は生産促進の援助として20億フォリント(約11.4億円)を用意し、またEU委員会も政府の保護政策に対して約11万ユーロを融資する予定です。

取りあえずハンガリーに必要とされる350万回分のワクチンを生産した後、輸出用に増産するそうですがどうなることやら。

でも政府が約束した資金がまだ支払われていないと先週ニュースで言ってましたが。

それでも臨床検査は最終チェック段階まで終わり、今月中には国から生産・販売許可がでる予定。

そうすると週50万回分のワクチン製造が可能になります。

で、パンデミックと呼ばれる感染爆発が起こったら、そのワクチンの配布順番、一番気になりますねぇ・・・

Blogランキングへ
ranking001.gif

この記事のトラックバック

鳥フル:イギリスは白@BBC | 今日の覚書、集めてみました | 2006/3/18 09:34

イギリスだけ未だ被害ゼロ?陰性だったの?じゃあ農場封鎖解除すれば良いじゃないか。 2. Farm hen deaths 'not avian flu' BBC:March 16, 2006Preliminary tests taken after dozens of dead chickens were disc...

新興国の通貨動向 | 為替王 | 2006/3/23 16:49

今月は、新興国の為替市場で荒っぽい展開が見られました。読者の方からのご質問も頂戴しておりますので、お答えしたいと思います。********************為替王様  いつも、大変勉強させて頂いております。 最近...

この記事のコメント一覧

田中恵祥 | 2006/4/10 22:40

初めまして。一時は連日の新聞報道でフォアグラが食べられなくなるかもしれないと思いましたが、現在の日本では鳥インフルエンザの報道は下火になりました。ハンガリーではいかがでしょうか。

Szagami(さがみ) | 2006/4/12 04:25

田中恵祥さん:
此方こそはじめまして。
ハンガリーではちょうど4年に一度の総選挙となっているために鳥インフルエンザの報道は鳴りを潜めてしまいました。またインフルエンザの季節を脱したということで、警戒感が薄れたとも感じます。でもヨーロッパ初上陸の今シーズンよりも来期、インフルエンザの季節の方がちょっと怖い観があります。宜しければハンガリーのフォアグラ事情、此方をご覧下さい。

http://www.szagami.com/backnumber/0080.html

田中恵祥 | 2006/4/21 19:09

さがみ様
ホームページ拝見しました。
ハンガリーのフォアグラ事情の詳しい解説で世界の中でハンガリー国のおかれた現況がよくわかりました。
新鮮な畜産物・農産物が豊富な国と思います。
日本では食卓の半分が野菜もお肉もお魚も輸入製品になってきました。ハンガリー国が、国おこしをし、日本への輸出に力を入れ、日本にどんどん名産を空輸するようになってくれないかなあと思いました。

Szagami(さがみ) | 2006/4/22 18:00

田中恵祥さん:
EU加盟する前後から大量生産の格安農畜産物の流入に危機感を抱いており、自国のトマト、イチゴなどはかなり押され気味となっています。やはり3倍くらいの価格差があって品質に遜色がないとなると、いくら愛国心が強い人たちでもつい外国産の野菜、果物に手が伸びている状況です。しかし逆にハンガリー特有、若しくは競争力のある農畜産物の販売に各業界が力を入れ始めているのも事実ですので、これからの発展が楽しみです。当ブログでも少し取り上げた固有種の豚、マンガリツァや灰色牛についてもご覧下さい。
http://blog.szagami.com/archives/2006_4_7_46.html
http://www.szagami.com/backnumber/0088.html
http://www.szagami.com/cities/an-hortobagy.htm

コメント投稿欄

< ビル・ゲイツとハンガリー首相 | トップに戻る |