2006/3/6 月 | ブリキ箱に一時保存
なまはげの仮面の下

毎年恒例ハンガリーのなまはげ祭り、ブショーヤーラーシュ。
ブショーはこの奇妙なお面をかぶった者を表し、ヤーラーシュは練り歩くことを意味します。
格好よく言えばブショー・カーニバル、でも泥臭いハンガリーの祭りなのでやはり練り歩きの方がいいでしょう。
そう、レポートが遅れてしいましたが、このお祭りが行われるクロアチアとの国境に近いモハーチへ先週行ってきました。
イースターや聖霊降臨祭のように、キリスト教関連の特別な日である“灰の水曜日”の一週間前から始まるこのお祭り。
今年は2月23日から28日まで開催されました。
その中で一番盛り上がるのが日曜日の26日となっております。(過去のブショー祭りについては当ブログの本家サイトの此方のページを)
さて出発早朝、ブダペストは雪がこんこんと。
銀世界でのお祭りを期待したのですが、現地は小雪とみぞれが入り混じる空模様。
水溜りやぬかるみが沢山あるものの、祭りに傘なんて野暮ったいから半防水仕様での出陣。
でも皮膚が曝されている顔や手の甲に容赦なく降り注ぐみぞれは、アルコールの内服液なしでは寒さが身に応えます。
それはさて置き、もともとは男達がこのブショーを演じておりましたが、近年は女ブショー、ちびっ子ブショーなども増えて、見物客の女性に対する破廉恥な無礼講も減ってきているようでした。
まあ、ハレンチっと言っても毛もくじゃらのひょうきんなブショーが抱きついたりするくらいですが・・・
普段はセクハラには厳しいアメリカ人の女性観光客も、キャーキャー笑いながら楽しんでいたりします。
お面をはずせばこんな顔や↓

こんな顔もあります↓

ブショーは見かけによらないものですね・・・
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