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デモの行方

ブダペストのデモが日本での報道で割りと大きく取り上げられましたが、タイのクーデターのニュースに隠れてしまい続報が途切れているので、此方へ旅行をご予定の方などちょっと心配のご様子。

ハンガリーの総選挙、地方選挙などでは投票日の前には選挙活動禁止日が設けられます。

“最後のお願いに参りました!”なんて御託を聞くことなく静かな週末を過ごすことができます。

まあ、もともとがなりたてている選挙カーなんて代物は存在しないのですが・・・

で、議事堂前の首相辞任要求デモですが、炊き出しが出たりと長期戦覚悟ののんびりムード。

警官隊もべったりと監視していないほどなので、暗くなる前でしたら特に問題はないでしょう。

外国の放送局の中継車も激減しましたし。

暴動に発展するデモになるかを注視するよりも、首相辞任に賛同する人がこのまま増えるか、それとも自然消滅するかを見極めるべきでしょうね。





中ダレのデモにやる気のなさを感じた方は一押しを
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デモ、その後

三日続けて警官隊とデモ隊との衝突がありましたが、昨晩は衝突もなく落ち着いてきております。

その後、デモの様子を撮った写真から破壊行為、暴力行為をした者を割り出し、100以上の逮捕者を出したためでしょうか、先鋭的な者達の動きは収まったようです。

まあ結局のところ、事に乗じてスキンヘッズやフーリガン等の類と生活に不満がたまっている者たちが暴れただけと見たほうがいいでしょう。

ちょうど今年はハンガリー動乱から50年目に当たるため、このときのことと重ね合わせるむきがありますが、ちょっと無理があります。

例の首相の失言テープがリークされたのも地方選挙前ですし。

与党より、野党よりのメディアの集計でも首相退陣を望む割合が精々4-5割程度ですから。

つまり与党支持者全員が首相退陣に反対し、野党支持者全員が首相退陣に賛成すればでてくる集計結果ですから、特に驚くに値しないですしね。

与党支持者からかなりの数の首相退陣賛成の声が上がらなければ、本当の“デモ”は起きませんって。

まあ“まじめに”デモをしている人たちは国会議事堂前に徐々に増え始め、首相退陣まで頑張る様子。

地方からのデモ隊へ差し入れや炊き出しが行われ、長期戦を覚悟しているのでテントも建てられています。

あとMTV周辺ですが、車の通行止めは相変わらず行われていますが、人の移動は以前同様に自由になりました。

まあそれでも夜は予測不能のことが起こる可能性がありますので、4、6番の路面電車、国会議事堂への足である2番路面電車、地下鉄のM2は避けた方がいいでしょう。

でもタクシーなら夜でも安全!とも思わないで。

タクシーの運ちゃん曰く、裏道を通って環状道路へ出たら武装警官とデモ隊が睨み合っているど真ん中で出てしまってびびったといってましたので・・・


↑急ピッチで修復が進むMTV正面玄関

↑一部が破壊され、落書きがされた旧ソ連開放碑。落書きだけは綺麗に消されてされていた。

↑人が集るところに出店あり、商魂逞しく国会議事堂前のデモ隊の前にも

↑デモに向かう人々

↑外国メディアの中継車も長期戦で張り付く

↑デモ隊も負けじと長期戦覚悟でテントを用意

↑昼間のデモ隊の様子

↑地方から駆り出された警官隊も昼間は英気を養う
最近写真ばかりだぞ、と思ったら一押しを
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首相退陣デモ

日本でも大々的に報道?されているようなので、走り書きのメモと写真を貼っておきます。

現ジュルチャーニ首相が総選挙で勝利を収めてから、矢継ぎ早の改革を断行しました。

財政赤字縮小のために何がしかの痛みは伴うであろうと殆どの人が思っていましたが、それがかすり傷程度の痛みでなく、全身を走る激痛のようだったからさあ大変。

食料品などの付加価値税が増税(15%→20%)、ガス・電気など公共料金の20-30パーセント値上げ、学費の値上げ、公務員のリストラ、原則無料だった医療費に初診料徴収と、ざっと市民生活にかかわる出費が増えるのにも拘らず最初に掲げた目標までにユーロ圏に入れないのです。

更に10月1日の地方選挙を前にして、“タイミング良く”首相の愚痴交じりのテープ。

“今までずっと嘘つきまくってました。”

なんてことがリークされたから生活に不満を持っている人たちが爆発、正確に言うとそれに乗じて不満の吐き出し口を暴力的なデモに訴えました。

ひとつここに在住の方、または今週から来週くらいにブダペストへいらっしゃる予定の方、夜のお出かけはなるべく控えて下さいね。

国会議事堂前、その裏のSzabadság広場は昼でもデモの襲撃を受けたMTV(Magyar Televizió)を取り囲むように武装警官隊によって封鎖されています。

また市内各地で散発的に警官隊との衝突が起こる可能性がありますので、夜には用事をつくらないように。

昨晩はこんなだったようです。Népszabadságの画像から12

といっても一時期、フランス全土に広がった暴動のようなものではありませんので、ご安心を。

ただ、時間と場所を選んで行動を。



↑デモ隊がなだれ込み乗用車が燃やされたMTV正面玄関


↑武装警官隊が警備するMTV周辺の自由広場・落書きをされた旧ソ連開放碑

↑国会議事堂前で集り始めるデモ隊が掲げた看板

↑夜に備えて英気を養う武装警官
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牛、出現、消滅

日本でも以前に行われたことがあるようですね、Cow Parade。

元々はスイスのチューリッヒで1998年に芸術家によって行われた、ペイントされた牛の象を街の各所に展示した催し物。

ちょっとイメージし難いですか・・・では画像を。


わかり難い?ではもう少しシンプルに。

このような象が54体ブダペストの街に展示されたのですが、不定期に移動されたり、象が入れ替わったりと全ての牛さん達のお姿を拝見することが非常に困難でした。

最終的には9月10日にオークションの落札者の許に散らばってしまったのです。

未完成のコレクションを貼るためだけに書いたこのエントリー、かなり利己的。

でも私のメモ帳代わりなのでご勘弁を。

さて、何体の写真をゲットしたのでしょうか?

何種類の牛が写っているかわかったら一押しを
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共産主義からの足抜けはまだ?

ある許可を取るために申請をしているのだけれども、1ヶ月経っても何の音沙汰もない。

書類申請時は2週間ほどということだったのですが、担当者の夏休みがあったりして遅々として物事が進んでいない様子。

共産時代は・・・電話を引くのに何年もかかったり、男の子が生まれたらトラバントを予約して免許を取る年頃になったら手に入るなんて話、1989年の体制崩壊時で形だけは取りあえず終わっているし。

今も役所で見られるような非効率的なことがあっても、会社ごとはもう少しどうにかするべきだし。

ちょっと怒りを込めて、会社の立場から世界的にハンガリーの様子を見るとこんな感じです。

国際競争力、ハンガリーの順位が後退
9月7日(Népszabadság

世界銀行の調査によるとハンガリーのビジネス競争力は後退したとのこと。法人のための経済とビジネス環境を反映しているこの競争ランキングからハンガリーは昨年175ヵ国中60位から66位に転落した。

また法人登記のランキングで80位から87位へと転落した。 会社設立にかかる日数が東欧諸国では32日間であるが、ハンガリーでは38日間かかる。更にOECD諸国の平均は16.6日である。

中欧諸国の殆どがハンガリーよりも条件が良く、スロバキアはビジネスがしやすい評価と一律税のために36位に位置している。更に驚くことに、ルーマニアが49位、ブルガリアが54位にランクされている。

〜引用お終い

いつまでも元共産国だったなんて言い訳はもうできませんよ、総合点でハンガリー人が馬鹿にしているルーマニアやスロバキアに負けてしまっては・・・

追い討ちをかけて信用獲得の項目に至ってはベラルーシとベネズエラと並んで最低ランク・・・(何年も前からこの項目は最低ランクで全然改善されていない模様)

因みに総合順位1位から、シンガポール、ニュージーランド、アメリカ、カナダ、香港、イギリス、デンマーク、オーストラリア、ノルウェー、アイルランドで日本は11位。

16リトアニア
17エストニア
24ラトビア
36スロバキア
37グルジア
49ルーマニア
52チェコ
54ブルガリア
61スロベニア
66ハンガリー
68セルビア
70モンテネグロ
75ポーランド

こんな調査だけで競争力が決まるわけではありませんが、なんともいただけない・・・ですね。
これでもハンガリーは魅力があると思ったら一押しを
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さようなら、トカイ

ワイン祭りついでに先月落としていたニュースを。

まずは3月のこの記事から

8月23日のニュースによると、ローマの農業省が2007年4月からEUの決定に従ってTocai FriulanoからFriulanoに名前を変更すると正式に発表しました。

これでワインのトカイ商標問題は解決になったわけですが、イタリア政府がフリウリ地方の生産者に1500万ユーロを援助するとのこと。

この名前がなくなることによって売上が落ちると予想されているからですと・・・

やはりハンガリーのトカイ(Tokaj)の名前に寄りかかっていたと認めてしまっているかのようです・・・

名称が変わるので駆け込み的に飲んだ一枚を貼っておきます。


フランスやらスペイン、日本など外資がかなり入っているハンガリーのトカイですから、そうそう仲良くトカイの商標を使うわけにはいかないのでしょうね。

トカイ・ワインの外資、トカイの裏番長のよう。
お口直しにフルーティーな甘さの貴腐ワイン、トカイを飲みたくなったら一押しを
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最高のシナリオ・ワイン祭り

6日から始まったハンガリー最大のワイン祭り。

王宮周辺で行われるためお祭りのチケットを購入しないとこの期間(6-10日)、観光客は世界遺産の一部に足を踏み入れることができません。

ブダペスト観光の目玉の一つ、ナショナル・ギャラリーもだめ・・・ワインに興味のない方にとってはなんとも理不尽な。

世界遺産レンタルで非難が巻き起こるプラハとは大違い。

でもワイン好きには細かいことはどうでもいいのです、取り合えず美味しい一杯が飲めれば。

昨日金曜日、暗雲たちこめる中、週末の混雑を避けるようにお祭りが開催されている王宮へ向かいます。

行く手を阻む容赦のない雨が降り始め、お祭りに向かう足を止めようと神が試されているかのよう。

しかし、信じる者は救われる・・・ファティマの奇跡が起こり会場内に入ってからは一度も傘を開くことがありませんでした。


さて入場料(2000フォリント)を支払うと腕に巻くチケット、ワイングラス、グラスホルダーをもらえます。

↑チケット

ワイングラスとグラスホルダー(首から掛けます)

試飲・屋台での食事やチーズなどは“一応”チケットでの支払い。

一枚80フォリント・800フォリントのチケットが会場内のインフォメーション・ブース等で購入。

800フォリントのチケットで支払ってもおつりは80フォリントのチケットで返してくれます。

一杯の目安ですが、100mlで安い白ワインだと1-2枚、赤のクオリティワインで4-10枚、トカイワインの貴腐物だと50mlで4-20枚。

ちょっと幅がありすぎて目安になりませんが・・・

まあ200の蔵元が出展しているだけあって、目的を決めないとどのワインを飲もうか選択するのも大変。



体調に合わせて上手に飲んで食べて蔵元の方々とお喋りをすれば日が暮れるのも忘れてしまうほど。

夜の11時まで開催されていますのでこの週末、ワイン漬けになってみては?
ハンガリーワインを飲みたくなったら一押しを
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秋風2・カゲロウ編

相変わらず日差しは強いもののドナウをさらう風は既に秋。

光に誘われて開け放った窓から入ってくる夜の虫も少なくなってきました。

でも翌朝、窓際にカゲロウが一匹。


英語で“Mayfly”と呼ばれているように5月に飛び立つカゲロウ。

ハンガリーではTiszavirág(ティサの花)と呼ばれるヨーロッパ最大のカゲロウが群をなして飛ぶ様子がナショナル・ジオグラフィックでも取り上げられたほど。(↓Tiszavirág・2006年7月撮影)

でも季節外れやしませんか?カゲロウさん、この時期でのお出ましとは。

綺麗な水がなければ生息できないはずなのですが、何故にブダペストで・・・
短い命が少しでも存えるように一押しを
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ワイン祭り前のシャンパン

ブダペストで、否、ハンガリーで最大のワイン祭りがいよいよ水曜日から始まります。

以前はヴァーツィ通りの終点、ヴォロシュマルティ広場でささやかに開催されていたのですが、年々規模が大きくなり、参加するワインメーカーの数も鰻上り。

今年も勿論、足を運ぶ予定。

でもその前に今年で17回目の開催を迎えるBudafokのシャンパンとワイン祭りでウォーミングアップ。

ブダペスト、一般的には大都市として捉えられがちでワインとは縁遠いようですが、Budafok地区では大量のワインが生産されています。

その地域の一番倉と呼べるところがTörley、シャンパンメーカーです。

商標がうるさくなってしまったので正確にはスパークリング・ワインですが・・・

さてお祭りの内容ですが、祭り期間中(9月2、3日)、Budafokのワイン蔵ではバンドを呼んだり、蔵見学をさせたりと各々まとまりがなく、役人の主催らしさ溢れる演出。

更にワイン蔵よりも縁日風の出店の方が目立ってしまうお粗末さ・・・

でも、気を取り直してハンガリー最大のシャンパンメーカーTörleyへ。


さすが100年以上の歴史あるメーカーだけあって蔵見学も詳しい説明付き。

また余り機会のないシャンパンの飲み比べもまたこれ楽しや。

小学生もおばあちゃんと一緒に試飲している・・・っていいのですか?

いいんです、ちゃんとノン・アルコールのシャンパンもありますので。

総評としてはちょっと辛口になってしまいましたが、ブダペスト市内でワイン蔵を見学できる機会とシャンパン飲み比べだけでも幸せな気分になります。

要はアルコールが入れば祭りは楽しいということかもしれません。
シャンパン蔵、観てみたいと思ったら一押しを
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エジソンと電球

家の照明には何を使ってます?

蛍光灯?電球?蝋燭?

日本を含め、アジア諸国は暗闇を煌々と照らす蛍光灯がお好みですが、ヨーロッパではやや暗めの電球や蝋燭を使った間接照明が多いようです。

経済的に苦しいハンガリーの老人世帯ではテレビが照明と娯楽を兼ねてたりしますが・・・

その電球の生産、ハンガリーはその昔、世界的なメーカーがありました。

Tungsram・・・在洪の方でしたら家にある電球の一つや二つはこのメーカーが使われていると思います。

ハンガリー建国1000年だった1896年に創立した会社。

一時期はイギリスに工場を建設する勢いがあり、電球だけでなく真空管などを生産していました。

その後、共産時代に国営となり、89年の体制崩壊後はアメリカのGE(General Electric)に買収されます。

Tungsramの名前は残りましたが、既にハンガリー企業でなくなってしまいました・・・残念ですが。

それでも今もKiraly u.にTungsramだけのお店があります。


Tungsramの日用品だったら殆どここで手に入ります。

まあそこまでこだわりのある人は余りいないとは思いますが。

GE配下となってしまいましたが、GEとハンガリーは全く関係がなかったわけではないようです。

GEの創立者の一人が発明家のエジソンだったわけですが、エジソンと働いていたハンガリー人がいました。

電話交換局のシステムを初めて考え出したのは彼、Puskás Tivadarでした。

そして彼はアメリカから帰ってきたときにエジソンの電球を持ち帰りました。

閉鎖になってしまいましたが、MTV博物館でその電球が展示されていて電気を流すと今も光ります。

↑エジソンの電球

ハンガリーの会社TungsramとPuskás、エジソンとGEが時を隔てて関連性を持っていることは何だか感慨深いものです。
おうちで電球を使われていたら一押しを
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200円で映画を

今、日本で映画の入場料って1500円くらい?

同時期、同じ映画、同様の施設で観ても世界中で入場料がかなり異なるようだけど、日本の入場料は突出しているようです。

ハンガリーではどうかって?

昔ながらの鄙びた映画館がまだ市中そこそこあった時期は1ヶ月遅れの新作を100円台で観られたりしました。

でもシネマコンプレックスがデパートと併設されるようになってからそのような映画館が閉鎖され、日本や欧米諸国と遜色のない(味気のない)劇場で1000フォリント以上(約550円)。

曜日によって割引があったりするのですが、昨日から今週末にかけて殆どの映画館の入場料が350フォリント(約195円)!


マイアミバイスとClickは対象外なんて小さく断り書きがありますが、細かいことは気にせず映画館に足を運ばれてみては?

因みに先々週の興行成績第一位は“ザ・センチネル”。

でも動員15523人、興行がたったの約840万円程度・・・
いつもこの値段で映画を見たいと思ったら一押しを
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